前回の記事で、自分の現実は「記憶」の影響を受けていて、それを「クリーニング」することで本当の幸せが手に入れられる、というお話をしました。
では、この「記憶」とはいったい何なのでしょうか?
一般的に、「記憶」と聞くと多くの人は「過去に経験したことを覚えていること」と認識していると思います。
辞書にもそのように記されています。
昨日の晩御飯のことや、幼少期の思い出などが思い浮かぶかもしれませんね。
しかし、ホ・オポノポノで消去の対象となる「記憶」は、こうした「自分が経験したこととして思い出せる記憶」だけではないのです。
ホ・オポノポノにおける「記憶」とは、地球の誕生から今に至るまでの、あらゆる存在が体験した出来事の記録です。
それは自分のご先祖様のみならず、他人のご先祖、さらには動物、植物、鉱物の経験も含まれ、すべてが潜在意識(ウニヒピリ)に刻まれているとされています。
ここで疑問が浮かぶかもしれません。
「私のウニヒピリがなぜ、私が体験していない出来事まで『記憶』として抱えているの?」
そして、そもそも「潜在意識って何?」
一瞬、混乱してしまいそうになります。
私自身が抱える腰痛や物忘れといった問題の他、上司との関係、夫の激務、隣人のマナーの悪さ…
それらもまた、私のウニヒピリが抱える「記憶」だといいます。
ホ・オポノポノの考えでは、理解できないことも「記憶」の再生とみなし、クリーニングすべき対象なのです。
この「記憶」についてはホ・オポノポノに関する多くの本で解説されています。
私UKAも、洋書を含めて17冊ほど読みましたが、その中でも特に以下の本が「記憶」の理解に役立ちました。
『たった4つの言葉で幸せになれる! 心が楽になるホ・オポノポノの教え』
イハレアカラ・ヒューレン、丸山あかね(イースト・プレス)
それでもなお、この「記憶」の概念について納得がいかないまま9年が過ぎました。
そしてついに、「ああ、こういうことなのかも」と自分の中で腑に落ちる出会いがありました。
それは、白鳥哲監督の映画『THE READINGS リーディング』で、エドガー・ケイシーを題材にした作品です。
映画の終盤、ナレーションで「記憶」という言葉が登場し、白鳥監督ご自身のコメントが紹介されました。
全ての行いは、記録され続けています。感情、感覚、思考、行動は量子レベルの振動情報としてエネルギーフィールドに記録されています。
そのフィールドは「アカシックレコード」と呼ばれ、記録された情報は潜在意識の記憶を通じて私たちに影響を与えます。
他者に対しての行為だけでなく、他の生命や地球への行為もすべて自分に返ってくるのです。
「蒔いた種は刈り取らなければいけない」。そろそろ人類は「恩寵」や「思いやり」に目覚めるべき時期に来ています。
引用元:https://ameblo.jp/officetetsushiratori/entry-12332826788.html
THE READINGS 映画リーディングの白鳥監督のメッセージ こちらも面白いです。
http://officetetsushiratori.com/readings/director_interview/index.html
私の理解が正しければ、白鳥監督の言う「記憶」はホ・オポノポノの「記憶」と同義のようです。
そして、その記憶を消去する方法こそが、今私が実践しているホ・オポノポノなのだと思うと、心が震える思いでした。
確か、SITHホ・オポノポノの考案者であるモーナ・ナラマク・シメオナの伝記に、エドガー・ケイシーの名前があったような…。
モーナもエドガー・ケイシーに影響を受けていたかもしれません。
輪廻転生を信じている私にとって、この人生だけでなく、次の人生に「記憶」を持ち越したくありません。
自分の子孫だけでなく、地球上のすべての人々にも、ネガティブなものを引き継いでもらいたくないのです。
ホ・オポノポノのクリーニングをやめるという選択肢は、もはや私にはありません。
そしてクリーニングを続けながら、この人生で出会う人々や物とのご縁を大切にし、地球に優しくありたいと思います。
自分の力でできる範囲で社会貢献し、自分自身を磨き続けていきたいと思います。
Mahalo!UA